機動戦闘車 2013 12 14

 2013年12月14日の朝日新聞には、
2014年から5年間の防衛力整備の在り方を示した、
中期防衛力整備計画の記事があります。
 機動戦闘車 99両
 水陸両用車 52両
 オスプレイ 17機
 早期警戒機  4機
 F35戦闘機  28機
 給油機    3機
 輸送機   10機
 無人偵察機  3機
 この中で、注目すべき点は、
機動戦闘車でしょうか。
 これは、一体全体、どういう車両かと思うでしょう。
簡単に言えば、戦車と装甲車の「いいとこ取り」です。
 装甲車並みの機動性を持ち、
戦車並みの大砲を備えているということです。
 問題は、軽量で8輪タイヤの車体で、
戦車並みの大砲の反動を抑えられるかということです。
これは、軍事機密でしょうか。
 次に、気になるのが、給油機です。
記事には、詳細な内容が書いてありませんので、
一般的な話を書いておきましょう。
 空中給油機は、ある意味で、空母の機能を果たすのです。
警戒海域へ空母を派遣するのと、
空中給油機によって、戦闘機の航続距離を伸ばすのは、
同じような効果です。
 さて、地味な装備品について書いてきましたが、
やはり、国民の注目度が高いのは、オスプレイでしょうか。
 実は、オスプレイは、空中給油機に改造できます。
空中給油機というと、巨大なものを連想するでしょうが、
オスプレイ型の空中給油機も有効でしょう。
 そういうわけで、オスプレイは、
多機能で便利な飛行機です。
いや、ヘリコプターと飛行機の「いいとこ取り」です。

空母革命 2013 2 11
 私は、2012年9月23日に「オスプレイ空母」のことを書きました。
「オスプレイ空母」とは、軽空母にオスプレイを搭載し運用することです。
 これが、21世紀の空母の概念を変えてしまうでしょう。
やがて、巨大空母は、時代遅れのものとなるでしょう。
 もちろん、搭載するものは、オスプレイだけではありません。
F35B(STOVL)という短距離離陸・垂直着陸のステルス戦闘機も搭載されるでしょう。
やがて無人偵察機や無人戦闘機が「艦載機」となっていくでしょう。
 「空母革命」が起こると思います。
巨大空母から軽空母の時代になっていくと思います。

オスプレイ空母 2012 9 23
 現在(2012年当時)、日本国内において、
オスプレイの飛行訓練が始まっていますが、
その安全性について、住民の反対があるので、
私は、当初、日本が保有する空母で、
オスプレイの飛行訓練を実施する方法があると思っていました。
 日本の空母は、アメリカの原子力空母とは違って、
海外の軍事雑誌では、「軽空母」と紹介されています。
 それでも、大きさは、全長200メートルで、
イギリスの空母インビンシブル級に匹敵するほどです。
 現在、建造中の空母を含めると、
日本は、空母を3隻保有しています。
 建造中の空母は、さらに大きく、
全長250メートルで、
飛行甲板は、現在保有している空母の1.5倍の大きさになります。
 これだけの大きさになれば、
その艦載機は、オスプレイが、ちょうどよいと思います。
(参考資料)
ニューズウィーク日本版 2012 4 4









































































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